ドラマティック古事記延岡公演のフィジカルサポート

2017年1月31日 2024年6月14日

vigorlife

みなさまこんにちは！

昨日は念願の高千穂に行き、神々しい空気をたくさん取り込んだため肌がスベスベになっているらしいプログレス〜パーソナルトレーニング&ピラティス〜代表兼パーソナルトレーナーの滋井（しげい）です 😀

自分では気づきませんでしたが、妻からそのことで驚かれたのでやはり神々の里には何か神秘的な力があるのでしょう。

さて、早いもので今日が１月最後の日となりますが、先日１月２９日に宮崎県延岡市にて開催された「ドラマティック古事記」延岡公演の出演者のみなさんのサポートに行ってきましたので、今日のブログはその内容についてお伝えしていきますね(^^)

今回の舞台は初開催の宮崎県延岡市でした！

昨年、一昨年と宮崎市で開催されてきた「ドラマティック古事記」の舞台ですが、今回は県北にある延岡市にて開催されました。

なぜ今回延岡市だったのかというと、今年で創立80周年を迎える延岡観光協会の創立８０周年記念事業としての取り組みだからとのことです。

何でも今回の舞台となる宮崎県北には、今回の古事記の演目でもあるニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが出会い結ばれたとされる「出会いの聖地」延岡と、「天孫降臨の地」高千穂、「お船出の地」日向と古事記と関わりの深い地域が多くあり、この記念事業を通して３つの地域が連携し宮崎県北を「神話のふるさと」としてＰＲしていくことを目的としています。

僕も宮崎に住んで今年で１０年目になりますが、このドラマティック古事記に関わることで初めて宮崎県北には日本の神話に深い関係のある地域がたくさんあることを知り、とても興味を持つようになりました。

しかし、まだまだ全国的にはそういったことを知らない方がたくさんいて、この地域に足を運んだことの無い方も多いと思うのでドラマティック古事記はもちろんですが、古事記に関わる催しごとが全国の多くの地域で開催されて欲しいなと思います。

フィジカルサポートはこの舞台で４回目

ドラマティック古事記の舞台には２０１５年の宮崎初公演から携わらせてもらって今回で４回目となります。

主演の西島数博さんはもちろんですが、他のメインキャストの方や裏で舞台を支えているスタッフの方々とも回を重ねる度に信頼関係を築けてきたかな～と思います。

今回の舞台は第１部が竹田恒泰さんの講話でドラマティック古事記は第２部だけということもあり、いつもの半分くらいの時間で終わる内容だったので、これまでの舞台よりもみなさんそれぞれリラックスして臨まれているような雰囲気でした。

ただ、カラダについてはみなさん複数の舞台に並行して出演されている一流アーティストなので、様々な負担がかかり疲労が蓄積して本来のパフォーマンスを出しにくい状況になっている方もいらっしゃいました。

そういう状況から少しでもカラダのコンディションが良好になり、本番の舞台に向けて不安なく臨めるようにすることが僕の仕事です。

やはり一流は一流のカラダの感覚を持っている！

キャストの方々のコンディショニングについては舞台入りしてからゲネプロと呼ばれるリハーサルまでに、希望される方には動かしにくい動作や疲労の溜まっている部位などをチェックして施術を行い、ゲネプロを終えてから本番までの間にもう一度確認して行います。

日頃は一般の方々のコンディショニング指導や施術を行うことが多いのですが、こういう舞台に出演される一流の方のコンディショニングを担当するとカラダへの感覚の鋭さにいつも驚かされます。

今回は主演のニニギノミコト役の西島数博さん、時を司る神役の佐藤健作さん、コノハナサクヤヒメ役の宮菜穂子さん、イワナガヒメ役の浅野瑞穂さん、語り部の柴田美保子さん、全メインキャストのコンディショニングを担当しました。

当然ながらそれぞれ違和感や負担を感じている部位は違うのですが、ほんの少し足首を調整したり膝の周りの筋肉の緊張を緩めたりするだけで「あ！背中の緊張がとれた～」とか、「歩いたときの感覚が全然違います！」、「さっきよりも息が吸いやすい！」というような一般の方ではこちらから問いかけないと気付くことができないような細かい感覚の違いに何も言わなくてもすぐに気づかれます。