選挙結果のご報告【プログレス パーソナルトレーニング&ピラティス/宮崎市】

皆さま、こんにちは!
つい先日まで「宮崎県議会議員候補」だったプログレス宮交シティ店代表の滋井です!

しばらく選挙活動によりブログを書くどころか仕事も手がつかないような状況が続いておりましたが、ようやく事務所の片付けも終わりひと段落つきましたのでご報告を兼ねて選挙に立候補した理由や、実際に立候補してみた感想などをブログにて綴らせていただきます。

選挙の結果は。。。

まずは選挙の結果からご報告させていただきます。

結果は残念ながら2888票で落選となりました。。。
トップ当選の方が13,112票、最低当選ラインが4,231票だったので、全く力及ばず当選することはできませんでした。


応援、ご支援いただいた方には結果を出せず申し訳ない気持ちと、こんな政治の素人を支持して大切な1票を投じてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

僕が立候補させていただいたのは宮崎県議会議員選挙という選挙で、宮崎市の選挙区からの出馬となりました。
12名が当選し県議会議員となる選挙区ですが、今回は僕を含めて17名が立候補することになっていたため5名が落選する厳しい選挙区です。(定員割れで無投票になる地域もたくさんあるので。)

今回、新人候補として立候補をしたのは僕を含め6名。
ですが、その中の2名は市議会議員として上位当選されている方で、1名は今回退任される現職議員の地盤(これまでの支持層)を引き継いでいる方、さらにもう1名は以前別の選挙区で市議会議員をされていた方なので、実質初めて選挙に立候補をするのは僕ともう1人の方のみ。

さらに言うとその1名の方も宮崎出身の方ということで、そもそも僕1人だけが政治経験無しでさらに県外出身者(京都出身です)という相当に無謀な挑戦となる選挙でした。

あまり選挙や政治についてご存知無い方からすると、何で県外出身だと無謀な挑戦なの?と思われるかもしれませんが、今回のような地方の小さな選挙では地縁血縁が本当に重要で、
県外出身というだけで

「何で京都出身の人が出ると?」

「宮崎の人と違うんかいね!」

「そら厳しいやろうね〜」

などと言われるような世界です。
逆に生まれも育ちも宮崎出身、さらに親族がその地域で過去に議員をやっていたりすると

「この地区から何としてもあんたを当選させなあかんね!」

「自治会で票をまとめるから頑張ってや!」

「あんたのお父さんにはお世話になったから恩返しのつもりでお手伝いさせてもらいます!」

といった反応になるそうで、実際に地域の挨拶回りを始めた当初は県外出身者にとってかなり厳しい世界だと感じたものです。

ですが、それでも挑戦せずにはいられない理由が僕にはありました。

なぜトレーナーが政治の世界に?

僕と付き合いの浅い方なら誰もが

「なんで政治の世界に?」
「いやいや、ちゃんと本業に専念したほうがいいよ」
「絶対に無理だからやめたほうがいいって」

と思われていたんじゃないかと思います。(僕も以前までならそう思っていたはず。笑)

政治の世界に足を踏み出す理由については昨年末に立候補予定となったタイミングでブログにて軽く触れさせていただいてます。

ご挨拶とご報告【プログレス パーソナルトレーニング&ピラティス/宮崎市】

あっという間に2022年が過ぎ去ろうとしています。 私たちは、 『健康サービスを通して、人々の活力溢れるライフスタイルを創造する』 というミッションのもと日々活動して…

少し詳しくお伝えすると、そもそも僕がトレーナーを志した理由は大学時代に怪我で苦しんだ経験から怪我や病気などで悩む人を一人でも多く助けたいという思いがあったからです。

そして、その目的をより確実に達成するためには一人一人の悩みに寄り添いながら問題解決のお手伝いをするパーソナルトレーニングしかないと考え2011年に独立しパーソナルトレーニング専門スタジオ「プログレス」を設立しました。

当初は運動指導により腰痛や肩こり、膝の痛みなどの予防・改善を中心にやっていましたが、多くのお客様のお悩みや生活実態を分析しつつ身体のことをより深く勉強していくにつれて、運動指導で解決できる問題と運動指導では解決できない問題があることが分かってきました。

運動指導では解決できない問題とは、花粉症や喘息などのアレルギー系の症状、生理痛、冷え性、便秘、高血圧、骨粗鬆症、糖尿病などといった内科的な症状や医師の診断によりお薬を服用されていることによる副作用で起こる問題のことです。

これらの多くは運動指導だけでは症状を軽くすることはできたとしても根本的な解決をすることは難しいものばかりです。
ですから、本来なら僕のようなトレーナーが関わるような分野ではないのかもしれません。

ただ、これらの症状で悩んでいる方がプログレスのお客様にもたくさんいらっしゃって、しかも医療機関で行われている対応が対処療法ばかりで明らかに問題を解決しようとしているとは思えないほど酷い状況であることを知って以来、これは医療機関には任せていられない!という思いが湧き上がってきました。

具体的にはどのようなことが酷い状況だと感じたのかと言うと、

・10年以上も糖の数値が高いということで糖尿のお薬を処方されている高齢女性が、ほとんど食事についてアドバイスを受けておらず、「バランスの良い食事を心がけてくださいね」ということしか言われていなかった。
・骨密度が低いから転倒したら骨折するリスクがある、ということで骨粗鬆症のお薬を処方されていた高齢の男性のお薬を調べたところ、副作用が「骨粗鬆症」であることを何も知らされていなかった。さらに食事指導は無し。
・高血圧だと診断された男性が血圧降下剤を処方され、「僕も飲んでますから一緒に頑張りましょう!」とだけ言われ、他には何をすればいいのかは全く指導なし。
・極め付けには僕の父が高血圧をきっかけにかなり強めの血圧降下剤を処方され、その副作用が重なり他の数値も引っかかるようになることで薬の種類が増えていき、最終的には心臓の数値に異常があるから心臓のお薬を出しますね、という状況にまで追い詰められていたこと。


これらはこれまでにご相談を受けたきた中のほんの一部ですが、医療機関とは何のために存在しているんでしょうか?
実際に上記の例はちゃんと原因を検討した上で食事と栄養の改善をしたところほぼお薬を外して元気に過ごしていただくことができています。

本来、医療機関がやらなければいけないことは薬を出すことではなく、薬を一時的に出したとしても薬に頼らずに元気に過ごせるように患者さんの人生を支えていくことでは無いんでしょうか。
なぜ医療機関で何も解決することができていないことを僕のようなトレーナーが解決しているんでしょうか。。。

もちろん医療が必要なものであることは間違いありません。
突発的な怪我や救急を要する症状の対処などについては医療が無ければ助かる命を救うことはできません。
ですが、上記のような日常の生活習慣を起因とする疾患については医療は全く機能していないどころか、むしろ新たに病気を作り出しているようにすら感じます。

医療機器の発展により多くの検査が増えていっていますが、本当にそれで病気を予防することができているんでしょうか?(もちろん有益な医療機器があることは理解しています。)
誤解を恐れずに言えば、精密すぎる検査や基準値の変更により病気ではない人まで病人扱いをして、根本的な原因には介入せず対処療法ばかりを進めることにより本当の病人を作り出しているとしか思えません。

本当に医療が発達し、病気を予防できているのなら医療費はもっと下がっているでしょうし、病院などの医療機関や治療院だって減っていなければおかしいですよね。
ただ現実には医療費は国家財政を圧迫するほどにまで膨れ上がり、病院は増える一方。
つまりこれだけ医療に莫大なお金(私たちが一生懸命働いて納めている社会保険料を含む税金)を使っていながらもますます病人が増えていっているというのが事実です。

国民医療費等の推移(その1)(2019年度国民医療費1 211109)

これはもう私たちのような民間だけでやっていても元気で健康な人を増やすなんて不可能です。
だって国家ぐるみで病人を増やすことをやっているんですから。知ってか知らずか分かりませんが。。。

そんな絶望感を感じながらも何とか気持ちを奮い立たせながら自分にできることをやるしかない!と頑張っている中で出会ったのが「参政党」という新しく立ち上がったばかりの政党でした。

参政党は昨年の参議院選挙で国会議員を1人当選させた国内で10番目の国政政党です。
参政党は「食と健康」という重点政策を掲げており、食を変えることで国民を健康にし、無駄な医療費を削減することで本当に必要なところに国家財政を投入する必要がある。
そして、健康な国民を増やさなければこれからの日本を再び発展させていくことなんてできない、という考えを持った政党です。

これまでに悩みに悩んできた自分と同じことを言っている人たちが政治の世界にいるんだ、と感動したことを昨日のように覚えています。
それ以来、自分の会社運営と同じ熱量でこの政党を大きくしていくために尽くすことが、自分が目指す社会を実現することに繋がると信じて政治の世界に足を踏み込むことになります。

その後は政治の素人ながら、何とかして元気な人を増やしたい!という思いで熱量高く活動していたこともあり、宮崎支部の支部長になり、多くの方からの後押しを受けて先日の地方選挙にも立候補することとなりました。

初めて選挙に立候補してみて感じたこと

実際に選挙に挑戦してみてびっくりしたことは、

【選挙が始まる時にはすでに選挙の結果は決まっている】

ということでした。

どういう意味かと言うと、多くの候補者は選挙が始まる前から地道に地域の有権者の方々と信頼関係を築く活動を行っていて、選挙が始まる時にはすでに誰に投票するのかが決まっているということです。

色々な業界団体の集まりや、地域の行事、学校のPTAなどで率先して役員をしたり顔を出して挨拶回りをしたりと、本当に地道な活動をコツコツ積み重ねていくことで、この地域といえば◯◯さんでしょ!この業界なら◯◯さんに任せよう!という顔役のような存在になっている方が押し出される形で出るのが選挙というものらしいです。

なので、立候補する時点ですでに基礎票と言われる支持者の数がある程度見込める状況であれば、大きなリスクもなく挑戦することができるというわけです。


それに対して政治素人の自分は、昨年の参議院選挙で参政党を支持してくれた方々から一部の応援は期待することはできるかもしれませんが、参議院選に僕が立候補したわけではないので目安程度にしかなりません。
これまで自分の会社のことで精一杯だったこともあり、地域の活動や近所付き合いなども何もしていなかったので、そんな人間が地域や業界の顔役として立候補される方々と肩を並べて戦うなんて相当に無謀な挑戦でした。

また、色々な経営者団体に所属していたことから応援してくださる中小企業の経営者の方は多かったのですが、皆さん仕事上の理由で表立って応援することはできないとのことで、なかなか強力な支援をしていただくことは難しかったです。

そんな中、妻と参政党の党員の皆さんが仕事や睡眠時間を削り、本当に僕と同じ思いで選挙前の活動から選挙が終わるまでの約4ヶ月間支えて下さりました。
こんなに自分事として共に戦ってくれる仲間がいることを心強く感じたことはこれまでの人生で経験したことはありません。
それくらいに皆さんも自分と同じように、このままでは宮崎はもちろん日本という国自体が衰退してしまい、自分たちの子供達の時代にはもっと酷い状況になってしまう、という危機感を持って参政党の活動に参加されている方々ばかり。

その熱い思いが有権者の皆様にも伝わり、落選はしましたが僕のような無名でよそ者で政治の素人にも関わらず2888票という多くの皆様からの信頼をいただくことができたのかなと感じています。

もちろん結果はしっかりと受け止めた上で、今後の活動に活かしていかなければいけませんが、僕を応援し支えてくださった皆様に心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

皆様の思いを無駄にしないためにも、4年後の選挙に向けて地道にコツコツと活動し、地域の皆様から信頼していただける人間になれるよう精進して参ります。

今回の選挙に向けて掲げたキャッチフレーズ

宮崎から日本の足腰を鍛え直す!

を胸に、今後もトレーナーとしてだけでなく、政治の世界からも地域の皆様を元気にするために活動していきます。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

令和5年4月29日
パーソナルトレーニング専門スタジオ「プログレス宮交シティ店」
代表 滋井邦晃

選挙結果のご報告【プログレス パーソナルトレーニング&ピラティス/宮崎市】” に対して1件のコメントがあります。

  1. 杉山正四郎 より:

    ごくろうさんでした
    世の為人の為に 目的成就
    するまで頑張りましょう

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