第三回「俺の柔軟修行〜見習い編〜」報告!

一回45分でマイナス17cm!?

「おーーーー!!」

45分の柔軟修行を終え、立位体前屈が過去最高のー17cmを記録した瞬間、他の参加者から歓喜の声が上がりました。

「今まで身体が硬いのが悩みで、柔らかくする為にいろいろ試してきました。」と話す初参加のTさん。

ストレッチはもちろん、マッサージや運動も継続していますが、柔らかくなる傾向はなく柔軟修行の参加を決めたそうです。

Tさんのように、身体が硬くて毎日ストレッチをしているけれど変化がない、という悩みはよく聞きます。

しかし、柔軟修行の内容のほとんどはこの”ストレッチ”が中心です。

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ストレッチでなぜ変化がないのでしょうか?

ストレッチ自体は悪いものではなく、むしろ必要な要素です。

ただし、ストレッチにもいくつか種類があり、適切な方法で適切な箇所に行わなければ逆効果になりかねません。Tさんが毎日行っているストレッチはスタティックストレッチ。筋肉を20〜30秒間持続的に伸長させて行うリラックス感のあるストレッチです。

柔軟修行ではこのストレッチと合わせて、アクティブストレッチも行います。スタティックストレッチに比べて、動きのあるストレッチです。

筋肉の収縮&弛緩を意識しながら、最大限に可動域を広げていきます。”動かしながら伸ばす”といったイメージですね。そうすることで、筋肉が活発に働き筋温も上がります。より柔軟に動くようになります。

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どの部位を柔軟にするか?

ただ闇雲にストレッチしているだけでは、遠回りしている可能性があります。むしろ、目標とは逆の方向に向かっているかもしれません。

ここで重要なポイントは「身体の各部位には役割がある」ということ。(Joint by Joint theory)

身体の構造や機能も理解しておくと、より意識がしやすくなりますね。例えば、股関節は大きく動かせないといけないし、足首も動かせないといけません。腰椎や膝は安定させなければ、腰痛や膝痛の原因にもなります。また、股関節や足首の硬さで、腰椎や膝で代償動作を起こして痛みが出るケースもあります。動かすべき部位がきちんと動くためにも、柔軟性(可動性)の獲得は優先的に必要となります。

柔軟修行〜見習い編〜では、まず「前屈が出来る(手の指先が床に着く)」を目標にしています。

前屈すると伸ばされる代表的な筋肉は”ハムストリングス-太ももの裏側-”があります。このハムストリングスの硬さによって、前屈がしにくくなりますが、実はハムストリングスの硬さだけではありません。他にも足首や殿部、腰、背中、肩甲骨周囲の筋肉も関係しています。ハムストリングスのストレッチをしても前屈に変化のない方は、もしかすると原因は別の部位にあるかもしれません。

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継続は力なり。

一回で17cm変化しましたが、残念なことに永遠と維持できるわけではありません。今まで何年〜何十年と身体を硬くする動作を脳が覚えている以上、また元に戻ります。ただし、身体を柔らかくする動作を覚えさせてあげれば今まで以上の柔軟性は維持できるはずです。やはり継続は力なりです。

遠回りして、一か八かでストレッチを繰り返すか。柔軟修行で柔らかくなる体験をするか。

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皆さん、修行お疲れ様でした!!

 

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