なぜ土踏まずが無くなってしまうのか?その②
みなさんこんにちは!
先日はトレーニング前に宮崎県ボディビルチャンピオン3人が偶然ジムのロッカールームで鉢合わせてテンションが上がってしまったプログレス〜パーソナルトレーニング&ピラティス〜代表兼パーソナルトレーナーの滋井(しげい)です 😛
この瞬間だけロッカールームの筋肉密度が異常に高かったのでつい写真を撮ってしまいました。笑
僕はボディビルやってる割には細い部類なのでお2人のデカい筋肉には遠く及びませんが、シャープでメリハリのあるカラダを目指して頑張っていきます!
なぜ土踏まずが無くなってしまうのか?
さて、今回のブログも最近はまって記事にしている「足」シリーズについて!
過去の記事はコチラ!
前回の記事で足の骨格が崩れて土踏まずが低下してくる原因が以下の3つだという話をしました。
1、自分の足に合っていない靴を履いている
2、姿勢
3、歩き方(走り方)
この中で前回は1の「自分の足に合っていない靴を履いている」という内容をお伝えしてきました!
読んでいただいたみなさんはいかがでしたか?
サイズが合っていない、またはふにゃふにゃの靴を履いているという方もいらっしゃったのではないでしょうか?
もちろん日常生活の全ての時間をその靴で過ごさないといけないというわけではなく、正常な足の機能を維持するために上手く履き分けることが重要なのかなと思っています。
たまにはお洒落したり、楽なサンダルを履いたりというのもいいと思いますが、そればっかりにならないよう注意してくださいね~くらいに思っていただければいいかなと。
※現時点で足に問題(外反母趾や足底筋膜炎などで痛みの症状が出ている)のある方は、専門家の適切な指導を受けていただくことをお勧めします。
ぜひ記事の内容を参考にして次からの靴選びに活かしてみてくださいね!
2、姿勢
それではここからが本題になりますが、今回は土踏まずが無くなってしまう原因の2、姿勢についてお伝えしていきたいと思います!
これまでにも姿勢についての重要性は頻繁にお伝えしてきたかと思いますが、この姿勢の歪みは猫背や反り腰、ストレートネックなどといった腰よりも上側で起こるものだけではなく、当然ながらO脚やX脚といった腰よりも下側で起こることもあります。
人間のカラダは全身が鎖のように繋がって作用することから、上記のようなO脚やX脚になってしまう姿勢を普段から続けていると、連鎖的に足にもその影響が出てしまい土踏まずが無くなることにもつながってしまいます!
つまりO脚・X脚と足の骨格の歪みはセットで起こるケースが多いということです。
ではどのような姿勢がX脚やO脚になり、土踏まずが無くなることに繋がってしまうのでしょうか?
今回はその代表的なものを3つご紹介したいと思います!
内股
まず一つ目は立っているときに気が付いたら内股になってしまう方!
というより、内股になっていることにすら気づいていない方。
日頃から常にこの姿勢をしているとカラダの中ではこんなことが起きています。
上の図を見てもらうと、太ももの骨が内側へと捻れ、膝下の脛の骨が内側へと捻れ、最終的には足の骨が内側へと落ちて土踏まずが無くなることにつながっていくのがわかると思います。※骨盤の歪みにもつながっていますね。
つまり、内股姿勢を続けていると土踏まずが無くなってしまう可能性があるということです。
さらに、海外のサイトで「内股」と検索するだけで、偏平足やXO脚、外反母趾、足底筋膜炎等の様々な足についての情報が出てきます。
それだけ内股の姿勢が習慣化してしまうことは結果的に足への悪影響につながってしまうということなんです!
そういえば気が付いたら内股になってしまう癖があるな~という方はご注意ください!
内股座り
この座り方は女性に特に多い座り方だと思いますが、このような座り方をしていると先ほどお伝えしたような内股姿勢になってしまうため注意が必要です。
それだけでなく、この座り方をしていると太ももの骨は内側へと捻れ、それとは逆に膝下の脛の骨は外側へと捻れ、膝の関節が捻れた状態で体重負荷がかかってしまい膝への傷害につながるリスクが高くなってしまいます。
このように膝のお皿が正面を向いているのにつま先が外側を向いている姿勢を「ニーイン・トゥアウト」と呼んだりしますが、
先ほどの内股座りをしている方だけでなく、意外にもバレエダンサーに多い姿勢でもあります。
クラシックバレエはアンディオールといって足の付け根の股関節から脚全体を外側へと捻った使い方をすることが特徴的なダンスです。
ですが、この外側へと捻る動きを股関節から上手く動かせていないと膝下の脛の骨から捻ってしまい上記のような「ニーイン・トゥアウト」の姿勢になり、膝や足の骨格の歪みへとつながってしまいます。
当店にはバレエダンサーのお客様も多くご利用いただいていますが、このような膝を捻った使い方をしているバレエダンサーの方が非常に多いので、レッスンでアンディオールをする際は無理をせずに足の付け根の股関節から捻れる範囲で練習してもらうようお伝えしています。
少し話がそれちゃいましたが、立っている姿勢だけでなく日頃の座っている姿勢も内股ばかりになってしまわないよう気を付けてみてくださいね!
反張膝(膝の反り過ぎ)
最後は反張膝といって膝を反り過ぎた姿勢で支える癖のある方です!
反張膝とは上のイラストのように膝を180°以上に反り過ぎてしまう姿勢のことを言います。
この姿勢は膝の関節の後方をロックした状態で体重を支えているため、体重を足の裏の踵側にかけてしまい足の指に体重がほとんど乗っていない状態になります。
体重を常に踵側に乗せ膝を反ってロックしていると太ももの骨が内側へと捻れ内股の姿勢の原因となってしまうため、結果的に土踏まずが無くなってしまうことにつながります。
また膝裏の痛みや腰痛とも関連性の強い姿勢なので、このような姿勢になっていないか注意が必要です!
というわけでここまで土踏まずが無くなってしまう原因となる「姿勢」について解説してきましたがいかがでしたか?
土踏まずが無くなってしまう原因の多くは、生まれつきのものでなければ日頃の姿勢や動き方の習慣にあります。
まずは日頃の「姿勢」に注意することで今から予防していきましょう!
長くなりましたが今回はこの辺りで!
ではまた!
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