カラダが柔らかければいいと思っていませんか?
こんにちは!
宮崎市大淀にあるプログレス〜パーソナルトレーニング&ピラティス〜代表の滋井(しげい)です 🙂
毎月、ご紹介やホームページからのお問い合わせで新規のお客様が来店されるのですが、こんなお悩みで来られる方が多くいらっしゃいます。
「カラダが柔らかくなりたくてヨガを始めたら、腰を痛めてしまいました。たぶんまだカラダが固いからなんでしょうね。」
宮崎にもここ数年ヨガスタジオが増え始めたこともあって、健康や美容のためにヨガを始められる方がとても増えてきています。
もちろんそれ自体は素晴らしいことだと思いますが、まだまだ「カラダが柔らかくなる(関節の可動域が広がる)こと=健康」という誤った認識をお持ちの方が多く、柔らかくなることばかりを求めることで逆にカラダを壊される方も増えてきているようです。
※ヨガ自体に問題があるわけではありません。スポーツやダンスでも同様のケースは多くあります。
今日のブログでは、カラダが柔らかくなれば健康になれるわけではない理由についてご説明します!
柔らかくなればいいわけではありません!
まず始めに、私たちパーソナルトレーナーがお客様のカラダをチェックする際に重要となる考え方で「Joint by joint(ジョイントバイジョイント)理論」というものがあります。
これはどういう理論なのか?ものすごく簡単にお伝えすると、下の図のようにカラダの各関節には「動く」役割(可動性)を持つ関節と、「止める」役割(安定性)を持つ関節がありますよ〜!というもの。
※股関節や肩甲骨と肋骨の間の関節のように「動く」ことと「止める」ことの両方の役割を持つ関節もあります。
もっと簡単に言うと、柔らかくてたくさん「動いた方がいい」関節と、あまり「動きすぎない方がいい」関節があるということです!
つまり柔らかければいい!というわけではないということ。
しかし、カラダが「柔らかいこと=健康」という誤ったイメージをお持ちの方は、「動いた方がいい」関節だけでなく「動かない方がいい」関節まで必要以上にストレッチなどで柔らかくすることを行っていたりします。
人のカラダは動かしやすいところから優先的に動きます
このように「動かない方がいい」関節までたくさん動かすようなストレッチやエクササイズを頻繁に行うことで、「動かない方がいい」関節なのに動かしやすくなってしまうことも。。。
動かない方がいい関節が優先的に動いてしまうことで、姿勢の崩れの原因にもなってしまいます。
人のカラダは様々な動きが効率よくできるように、動かしやすいところから優先的に動くようにできているため、
上記のようなバランスの崩れが起こってしまうことにより、日常の動作で首・肩、腰、膝などの「動きすぎない方がいい」関節がたくさん動いてしまうことにつながります。
そうなると本来の役割とは逆の働きを求められることになり、それが積もり積もって痛みなどの症状につながるわけですね。
みんな痛める場所って大抵同じところですもんね^^;
動きすぎないように止めることも大切!
このようにカラダはただ柔らかくなればいい!というものではなく、バランスが大切ということ。
要は、動くべきところは動く!止めるべきところは止める!ことができるかどうかが重要となります。
つまり、カラダを正しくコントロールできているか?ですね^ ^
最初の話に戻りますが、ヨガをやっていてカラダを痛めたりする方は全体的にはカラダが柔らかいけど、このコントロールがうまくできていない方です。
なので、柔らかくするための運動ばかりに偏ってしまわないように、正しくカラダを動かせるようにコントロールする練習も取り入れていきたいですね。
また、自分のカラダのどこが正しくコントロールできていないのか?を知るためにも、適切なチェックを受けることも大切ですので、気になる方はお近くの専門家にご相談ください。
ではまた!
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