子どもたちの教育に関わること

2024年11月25日 2024年11月25日

vigorlife

皆さまこんばんは！
昨日は娘が通う小学校で開催される念に一度のイベントのお手伝いに参加していたプログレス〜パーソナルトレーニング＆ピラティス〜代表の滋井（しげい）です！

長時間立ちっぱなしでなかなか大変でしたが、夢中になって遊ぶ子どもたちを見ていると癒されますね。
今後も出来ることがあればどんどん協力していきたいと思います！

「教育」は学校だけでやるものではない

さて、先日は宮崎県キャリア教育センターさまからお誘いいただいて、宮崎市内の中学校で実施されている「探究的な委員会活動発表会」という取り組みに参加してきました。

この取り組みは今回が初めての開催だそうなのですが、
内容は各委員会毎にグループになって学校や学級の課題を生徒たち自ら見つけ出し、役割分担をしながらどのようにして解決をしていくか？というプレゼンを発表し、彼らよりも早く社会に出て経験を積んでいる専門分野の先輩からフィードバックをもらうというもの。

僕は運動・スポーツ分野の専門ということで「保体委員会」の生徒たちの発表を聞かせてもらいました！
全部で４グループの発表を聞かせてもらったのですが、それぞれ独自の取り組みを一生懸命に考えてきたんだろうなという内容で、
「お、この発想は大人も見習っていかないといけないな」
「キャッチフレーズのつけ方が斬新！」

という面白いものもあれば、

「このまま実施しちゃうと学級内で揉め事になるやろうな。。笑」
というものまで、フィードバックする僕にとっても非常に新鮮で良い気づきを得る機会になりました。

何より、僕が生徒たちへフィードバックする際に本当にキラキラした表情で好奇心いっぱいに聞こうという姿勢が伝わってきて、この子たちのためにも少しでも良い社会を作っていかなければいけないな、と改めてその責任の重さを実感しました。

今回の取り組みにお声がけいただいた時にもキャリア教育センターの方にお伝えしたのですが、教育って学校の中だけでやるもんじゃないと思うんですよね。

教室の中でいくら質の高い教材を使って、熱意のある先生が教えてもそれでは不十分だと思います。
何故なら、学校の中と彼らが将来出ることになる社会とは接する人や求められる結果、与えられる環境が全く違うからです。

「教育」って何のためにあるの？

そもそも、子どもたちへの「教育」って何のために行うんでしょうか？
・子どもたちの将来のため？
・地域や国、ひいては世界の発展のため？
・僕らの老後を支えてもらうため？笑
皆さんはどう思われますか？

僕は上記の全てが教育の目的だと思っています。

少し昔までは子育ては夫婦だけがするものではなく、「地域で育てるもの」という考え方があったと聞いたことがあります。
僕もその考えに全面的に賛同します。

うちの娘もお陰様で、多くの方に可愛がってもらって未熟な自分たちだけでは伝えられないようなことまでたくさん学ばせてもらい、すくすくと良い子に育っています。（勉強は苦手ですが。笑）

それと同様に、子どもたちの「教育」というものについても決して家庭や学校だけでするものでは無いと思うんですよね。
それこそ地域の大人がみんなで関わっていくべきものだと思います。

その中でも特に！地域の経営者がどんどん積極的に教育に関わっていくことが必須だと考えています。
何故なら、教育の目的の一つとして「自立した人間を育成すること」というものがあると思うんですが、経営者ほど自立してこの厳しい社会を生き抜いていく能力が高い人って他にはなかなかいないんじゃないでしょうか？

また、どんな会社でも社員がいれば社内で社員教育というものを実施しています。
その社員教育の最高責任者は当然ながら経営者である社長ですよね。
つまり、経営者という人たちは基本的にその分野の専門家でもあり、教育者でもあるんです。

そんな厳しい社会を生き抜く術を持ち、熱量の高い教育者でもある経営者を成長著しい時期の子どもたちの教育に関わらせないなんて勿体無い！！
多くの経営者は地域のために何か貢献したいという熱い情熱を持っています。
だからこそ、学校関係の皆さまには地域の経営者の力をもっともっと活用して欲しいんです！

もちろん経営者ほど忙しい人もいませんからなかなか頼みにくい気持ちも分からなくは無いですが、町や国の未来を担う子どもたちの成長のためならきっと時間を作って労力を惜しまずに協力してくれるはずです。（頼みにくければ僕から知人の経営者を紹介します。）

というわけで今回学校の教育現場に少しだけ関わらせてもらったことで感じた「教育」について、僕が感じていることを綴らせてもらいました。
今週は3人の中学生がプログレスに「職場体験」という取り組みで3日間実習に来てくれることになっています。
学校では学べないことを一つでも多く持って帰ってもらえるよう、僕も「一教育者として」責任を持って彼らの指導をしていきたいと思います！
結果はまたご報告しますね。

それではまた！